元柔道家松本薫はキレイ好き?
2022年10月17日放送の有吉ゼミにゲスト出演し、汚部屋レスキューに挑むという松本薫さん。
番組詳細には超キレイ好きとされていますが、ネットで調べてみてもこういった個人的な趣向は露出の多い芸能人でなければ情報はありません。
そこで、松本薫さんの昔と今の経歴から洗い出してみましょう。
柔道家としての松本薫
まずは基本としてWikipediaのプロフィールから、
松本薫
原語表記:まつもと かおり
ラテン文字:Kaori Matsumoto
愛称:野獣
出生地:石川県金沢市
生年月日:1987年9月11日(35歳)
身長:163cm
体重:57kg
選手情報
階級:女子-57kg級
所属:ベネシード
段位:五段
引退:2019年
6歳で柔道を始めてから、兼六中学校、藤村女子高校、高校2年の10月に郷里の金沢学院東高校に転校、帝京大学、2009年にフォーリーフジャパン、2015年にフォーリーフジャパンの柔道部廃部に伴いベネシードに所属しています。
その間に出場した大会と記録は……以下表にしますが凄いものです。
年月 | 大会 | 成績 |
---|---|---|
2001年8月 | 全中 | 3位 |
2002年8月 | 全中 | 優勝 |
2004年8月 | インターハイ | 優勝 |
2005年1月 | ブルガリア国際 | 3位 |
2005年8月 | ドイツジュニア国際 | 優勝 |
2005年9月 | 全日本ジュニア | 優勝 |
2006年8月 | ドイツジュニア国際 | 3位 |
2006年9月 | 全日本ジュニア | 優勝 |
2006年10月 | 世界ジュニア | 5位 |
2007年2月 | ベルギー国際 | 3位 |
2007年6月 | 優勝大会 | 2位 |
2007年11月 | 講道館杯 | 優勝 |
2007年12月 | 嘉納杯 | 3位 |
2008年4月 | 選抜体重別 | 優勝 |
2008年4月 | アジア選手権 | 優勝 |
2008年10月 | 世界団体 | 優勝 |
2008年10月 | 学生体重別 | 優勝 |
2008年12月 | 嘉納杯 | 優勝 |
2009年2月 | グランドスラム・パリ | 3位 |
2009年2月 | ワールドカップ・ウィーン | 優勝 |
2009年2月 | グランプリ・ハンブルク | 3位 |
2009年4月 | 選抜体重別 | 優勝 |
2009年5月 | グランドスラム・モスクワ | 優勝 |
2009年6月 | 優勝大会 | 優勝 |
2009年8月 | 世界選手権 | 5位 |
2009年11月 | 講道館杯 | 2位 |
2009年12月 | グランドスラム・東京 | 2位 |
2010年1月 | ワールドマスターズ | 優勝 |
2010年2月 | グランドスラム・パリ | 優勝 |
2010年2月 | グランプリ・デュッセルドルフ | 優勝 |
2010年4月 | 選抜体重別 | 2位 |
2010年5月 | グランドスラム・リオ | 優勝 |
2010年6月 | 実業団体2部 | 優勝 |
2010年9月 | 世界選手権 | 優勝 |
2010年11月 | アジア大会 | 優勝 |
2010年12月 | グランドスラム・東京 | 優勝 |
2011年1月 | ワールドマスターズ | 2位 |
2011年2月 | グランプリ・デュッセルドルフ | 2位 |
2011年4月 | 選抜体重別 | 優勝 |
2011年6月 | 実業団体2部 | 優勝 |
2011年8月 | 世界選手権 | 3位 |
2011年8月 | 世界団体 | 2位 |
2011年11月 | 講道館杯 | 2位 |
2011年12月 | グランドスラム・東京 | 優勝 |
2012年1月 | ワールドマスターズ | 優勝 |
2012年2月 | グランプリ・デュッセルドルフ | 優勝 |
2012年5月 | 選抜体重別 | 2位 |
2012年7月 | ロンドン五輪 | 優勝 |
2013年8月 | 実業選手権 | 3位 |
2013年11月 | 講道館杯 | 優勝 |
2014年2月 | グランプリ・デュッセルドルフ | 優勝 |
2014年6月 | グランプリ・ブダペスト | 優勝 |
2014年12月 | グランドスラム・東京 | 優勝 |
2015年2月 | ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト | 優勝 |
2015年4月 | 選抜体重別 | 優勝 |
2015年7月 | グランプリ・ウランバートル | 3位 |
2015年8月 | 世界選手権 | 優勝 |
2016年2月 | グランプリ・デュッセルドルフ | 優勝 |
2016年4月 | 選抜体重別 | 3位 |
2016年8月 | リオデジャネイロオリンピック | 3位 |
2018年6月 | 実業団体2部 | 5位 |
2018年8月 | 実業選手権 | 2位 |
松本さんは、出場したほとんどの大会で表彰台に立たれてます。
さらに、2010年1月のワールドマスターズ2010から国際7大会連続優勝、国際大会連勝記録37連勝を成し遂げました。
これは日本の女子選手では、谷亮子選手の個人戦13大会連続優勝に次ぐ記録となります。
まさに超人的な記録です。
そして柔道は礼に始まり礼に終わる日本武道であり、体重別に階級がわかれた格闘技です。幼少のころから自分を律することは文字通り身に沁みついていたことでしょう。
ベネシード所属の会社員としての松本薫
柔道から離れた個人としては、2016年9月にジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!で彼氏がいることを告白しています。
同年11月に結婚し、2017年7月に長女を出産、2019年12月に長男を出産して2児の母となられています。
引退直後の2019年2月には、高田馬場にある東京富士大学の1階に所属先のベネシードがオープンするアイスクリーム店「ダシーズ ギルトフリーアイスクリームラボ」のスタッフとして勤務することとなりました。
ロンドンオリンピック後、最初に松本さんが言ったことは「パフェを食べたい」だったそうです。そしたらホントに1日に4食パフェが出てきたとの事。
そのとき松本さんは、
その時に4食ずっとパフェを食べていると、アイスクリームを食べていると、だんだん体が太ったりとか胃がもたれしたりとか、どんどん体に異変が来て、その時にもっと良いアイスクリームができたら、もっと体に良いものだったら、もっとみんなを笑顔にできるアイスクリームがあったら良いなという目線と、アスリートとしての減量とかある中で、減量をするとどうしても体の水分が抜けて、熱くなるので、アイスクリームを食べるんですけど、その時に毎日食べれるアイスクリームっていうのが欲しいなという風にずっと思っていたので、今回、引退を機にアイスクリームを作ることに決めました。
引用 テレビ東京スポーツ
もっと減量しやすい、もっと体に良いアイスクリームでみんなを笑顔にしたいと考えたのが、アイスクリーム作りにかかわりたいと思うきっかけとなったのだそうです。
そんな松本さんの思いを汲んで開店されたダシーズ ギルトフリーアイスクリームラボは、「誰でも安心して食べられる」「ギルトフリー(罪悪感なく食べられる)」がコンセプト。
つまり、アレルギーやダイエット、妊娠中などの理由でアイスクリームを食べられない人に罪悪感を持たないで食べられる = アレルギー等、健康に徹底的に配慮したアイスクリームの販売となっています。
だからアイスクリーム「ショップ」ではなく、アイスクリーム「ラボ」という名称なのだと。
その意志は製品への乳製品不使用、白砂糖不使用、グルテンフリー(小麦)、トランス脂肪酸不使用(マーガリンやショートニング、食品用調合油)、安定剤不使用、保存料不使用。
体に良い材料として有機JAS認定の「有機ココナッツミルク」、「有機ミントチョコ」、「有機エキストラバージンココナッツオイル」、「有機アガベシロップ」、「有機イヌリン」、旨み成分に昆布だしの使用。
そしてダシーズアイスの原材料に含まれるアレルギー物質一覧に表れていると思います。
いや、アレルギー品目少なすぎでしょう。でもこれが松本さんの目指しているアイスクリームなのでしょうね。
ちなみに松本さんのお奨めの一品は「豆乳焦がしキャラメル」とのことです。
まとめ
つまりかつて野獣と呼ばれた柔道家は、今はアイスクリーム店の店員、つまり飲食業従事者なのです。
飲食業と言えば汚れは厳禁、食中毒が起きれば一発営業停止処分。しかも松本さんのお店はラボと名乗る研究施設です。3年も務めていれば衛生管理は骨の髄までしみ込んでいるでしょう。
キレイ好きかどうか?なんて議論の余地なし。汚部屋なんかに入れたら野獣復活間違いなしだと思います。
汚部屋を作った人の無事を祈りましょう(笑)。
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