ハートネットTVに性善寺柴谷宗叔住職がゲスト出演!
2022年11月8日20:00〜20:30放送のハートネットTVに、性善寺住職柴谷宗叔さんがゲスト出演します。
「私はここにいる〜中高年 性的マイノリティはいま〜」と題して何を語ってくれるのでしょうか。
まずはプロフィールから、
柴谷 宗叔
しばたに そうしゅく
生誕:1954年
出身:大阪府寝屋川市
学歴:早稲田大学、高野山大学
学問
学派:高野山真言宗
研究分野:密教学、巡礼遍路
研究機関:高野山大学大学院、高野山大学密教文化研究所
学位:博士(密教学)
特筆すべき概念:性的少数者の駆け込み寺
公式ホームページ:性善寺 – shozenji ページ!
3人兄弟の長男として1954年に大阪府に生まれ、小学生時代から男性であることに違和感を持っていた。
早稲田大学に進学し一人暮らしを始めると女装や化粧をするようになり、新宿のゲイバーで初めて自分と同じ悩みを持つ人に出会えたとの事。
卒業後は読売新聞社に就職。大阪本社経済部で新聞記者となり、後に編成部に異動。岡山、神戸で勤務し、神戸に自宅を構えた。
記者時代はスーツ姿が苦痛で、家で女装や化粧をしたりゲイバーで仲間といると落ち着いたという。
1991年に慰安旅行で青岸渡寺を訪れたことをきっかけに西国三十三所めぐりを始め、四国八十八箇所や近畿三十六不動尊霊場、西国薬師四十九霊場にも赴くようになる。
1995年の阪神・淡路大震災では、柴谷さん自身は大阪府の実家におり無事だったが、神戸市東灘区の自宅が倒壊。
自宅から掘り起こした納経帳を見て、お大師様が助けてくれた、身代わりになってくれたと感じたそう。
柴谷さんは1998年から四国遍路巡礼を再開し、1999年には四国八十八ヶ所霊場会公認先達の資格を得、のちに公認大先達を得た。
2003年にお遍路仲間に勧められ、高野山大学大学院文学研究科社会人コースに入学。当初は新聞社に勤めながら週1度通学していたが、2005年に早期退職して得度した。
柴谷さんは高野山に移住し、岡山大学病院で性同一性障害の診断を受けると、通院を続け同病院で2010年に性別適合手術を行い、戸籍の性別を男性から女性に変更した。
2013年に高野山大学で密教学博士の学位を取得し、高野山本山布教師心得の資格も得る。高野山真言宗大僧都となった。
2014年巡礼遍路研究会が設立され、柴谷さんは事務局長に就任。年末には88回目の四国八十八箇所巡礼を達成した。また、園田学園女子大学の公開講座でも講師を務めるようになった。
柴谷さんは性的少数者、LGBT向けの講演を行うとともに、座談会やインターネットで悩み相談も実施する一方、実家では母親が要介護認定となり、介護にも携わった。
2018年2月、柴谷さんはフジテレビの『ザ・ノンフィクション』に出演し、母親との確執や介護のこと、実家に性的少数者の文字通り「駆け込み寺」としての寺を設立する活動が取り上げられ、「多様な性は善」という意図で寺の名前は「性善寺」とした。当初は実家の離れに建築予定だった。
その後、建立資金の寄進を寺院譲渡資金として日蓮宗系の宗教法人大徳山浄峰寺を引き継ぎ、通称として「性善寺」を用いた。
真言宗系に改修するために引き続きクラウドファンディングなど寄進の依頼活動を行い、セクシャルマイノリティがパートナーと同じ墓に入れるようにしたり、望む性別の戒名を生前に与えること、LGBT同士の仏前結婚式などを計画した。
寺の改装を終え、2019年2月24日に晋山式の法要を実施。性善寺において代表役員住職を務めつつ、高野山真言宗では権少僧正となっている。
性的マイノリティーの駆け込み寺 性善寺
柴田さんは、自ら性同一性障害者であることを公表し、同じ悩みを持つ人たちに公式ホームページ:性善寺 – shozenji ページ!で相談先を紹介したり、性的マイノリティーの駆け込み寺として性善寺を建立し、毎月最終日曜日の縁日に相談会を開催されています。
また、柴谷さんは上のように様々な役職や講演会などを行っていて御多忙なため、要件があれば予約を入れるよう要請されています。
もしかして自分は性同一性障害なのではないか、などの悩みがある方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
私は幸いにして自分の性別に異常感はなく、異性愛者です。
柴谷さんのLGBTのT、性同一性障害の人は先天的障害者だと思っています。病人としてカウンセリングを受けるべきだと思いますし、最終手段として性別適合手術を行うことも本人の意思を尊重します。
そして残りのL(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシャル)は、後天的な異常性癖だと考えています。小児性愛(ロリータコンプレックス)や人形偏愛(ピグマリオンコンプレックス)と同列に、価値観が固まってしまう前にカウンセリングを受けて矯正すべき精神疾患だと考えています。
そして後天的異常性癖の原因となりうる、小児期における異性年長者(親など)による肉体的暴行、性的暴行を防止するべきと考えています。
あくまで私個人の考えです。
過去から現在までの日本において、性的マイノリティーは声を上げづらい環境にあります。カミングアウトなどすれば社会的地位を失いかねません。
しっかりと価値観が固まってしまっている中高年の性的マイノリティーが、抑圧から逃げ込む先として作られた文字通りの駆け込み寺、性善寺。
その住職である柴谷さんがどのような話をされるのか、一視聴者として楽しみにさせて頂きます。
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